2009年06月30日

Murray Perahia Recital 2009/3/31 @ Avery Fisher Hall, Lincoln Center

Bach Partita No.1 in B-flat major, BWV825
Mozart Sonata in F major, K. 332
Beethoven Piano Sonata No.23 in F minor, "Appassionata"
Brahms Variations and Fugue on a Theme by Handel in B-flat major

Piano; Murray Perahia
Avery Fisher Hall

少し前のことになりますが、休みに入って落ち着いたのでレビューを書いておきたいと思います。

僕はそもそもピアノリサイタルにちゃんとした形で行ったことがなくて、(チェンバロはあるんだけど)今回が初めてだったので尚更感動したのかも知れません。それでも、とっても素晴らしい演奏だったと思います。そのことは、僕がほとんどすべての曲を聞き慣れていて、曲の構造を把握しているので、割と確信を持って言えます。

手元のメモには、3/31日付で、バッハA,モーツアルトB,ベートーベンB+,ブラームスB,アンコール:ベートーベンBとあります。

僕の中ではB(A-Eの五段階評価)はとっても誉めているつもりなので、大変に満足度が高かったということだろうと思います。

バッハのパルティータはご挨拶代わりの様な扱いで、さらりと弾いた後、モーツアルトを経て、リサイタルのハイライトはベートーベンの「熱情」だったと思います。

この曲を聴く時には、ペライアのピアノの音色のすばらしさ、リズム感に魅せられてしまったので、ひたすらミーハーに楽しんだのですが、彼のベートーベンは、何というか、ベートーベン独特の押しつけがましい所を感じさせない、柔らかい印象のものでした。

彼と親友という話のルプーの演奏を年初に聴いていたのですが、ルプーに比べると(彼に比べれば多分誰でもそうですが)、あっさりとしたタッチではあるのですが、それでも「立派に見せなくても素敵なベートーベン」というのは僕にはとても感動的なものでした。

その後のブラームスはこれもとても素晴らしいものでしたが、ベートーベンが終わったところで観客がわらわら帰って、少ない人数で聴くことになりました。ニューヨーカーって本当にこういう所でせかせかしててびっくりしてしまいます…素晴らしい演奏だったのに。
posted by よしき at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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